tdrk's diary

とある情報系大学生。主には自分のための備忘録...になる予定

RAPIROで遊ぼう!(その1)

研究室にあるRAPIROを稼働させる作戦。www.rapiro.com
目標は、PS3コントローラ(SIXAXIS)で遠隔操作すること!

1年くらい前にPS3コントローラをUSB接続して操作するところまでできていたので、まずはその部分の作業記録を書き起こしてみようと思う。


RAPIROをいじる前に、使用するRaspberry Piの設定から。

Raspberry Piのセットアップ(無線設定、SSH接続まで)

作業環境はWindows8.1です。

OSのインストール

今回OSとしてはRaspbianを選ぶことにします。
公式サイトから最新のRaspbianのzipファイルをダウンロードwww.raspberrypi.org

ダウンロードしたzipファイルを展開してOSのイメージファイルを得る。
これをDD for Windowsを利用してSDカードに書き込む。
このとき、DD for Windowsを管理者権限で実行しないとSDカードが選択肢として現れないので注意!

しばらくすると書き込みが完了する。

初期セットアップ

使用できる状態にするために設定を行っていく。
電源を入れる前に、次のものをRaspberry Pi本体に接続しておく。

  • OSをインストールしたSDカード
  • USB給電ケーブル
  • HDMIケーブル
  • USBキーボード
  • WiFiドングル

電源を入れるといろいろと白文字が流れたあと、設定画面が表示される。
次のことを順に行った(いくつか行わない設定がある)。

  • Expand Filesystem
  • Change User Password
    • piユーザーのパスワードを変更する
  • Internationalisation Options
    • 場所、言語、キーボードに関する設定をする
  • Advanced Options
    • 特にSSHの設定がenableになっているか確認

ここまで終わったら再起動します。

ネットワークの設定

今回はWiFi接続をした上でSSH接続できるようにしたいので、はじめに固定IPアドレスを設定してからWiFiに接続できるようにする。

固定IPアドレスの設定
sudo vim /etc/network/interfaces

次のように編集する。
※ここでは固定IPアドレスを 192.168.0.20とする設定を書いています。

auto eth0
allow-hotplug eth0
iface eth0 inet manual

auto wlan0
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet static
address 192.168.0.20
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.0.0
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
WiFi接続設定をする

まだWiFiには接続できてないので、接続用の設定ファイルを作成する。

cd /etc/wpa_supplicant
sudo touch wpa_supplicant.conf
sudo chmod 666 wpa_supplicant.conf
sudo wpa_passphrase SSID PASSPHRASE >> wpa_supplicant.conf
sudo chmod 600 wpa_supplicant.conf

SSIDやPASSPHRASEは適宜置き換えてください

試しに接続してみる
sudo ifdown wlan0
sudo ifup wlan0

これでWiFiに接続される。
次でIPアドレスが指定したものになっているかを確認する。

ifconfig

これで再起動してもIPアドレスが固定された状態になる。
なので、指定アドレスにてSSH接続ができるようになった。

長くなってしまったので、コントローラによる操作は別記事にて。