Linux Mintに日本語パッケージを追加
Linux Mint公式ページで配布されているisoファイルからインストールしただけでは、日本語環境がほとんど整っていないので、今回はその環境づくりを行う。
ディレクトリ名を英語表記にする
Linuxをインストールしたので、Terminal(端末)が使えないとお話にならない。
Terminalを使う上で、ディレクトリ名が英語でないと色々と面倒なので、はじめにディレクトリ名を日本語から英語に直す。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
とTerminal上で打つことで、ディレクトリ名を英語にできる。
アップデート・アップグレードを行う
パッケージを更新するために、次のコマンドを入力する。
この作業が初めての場合は結構時間がかかる...
sudo apt-get update sudo apt-get upgrade
日本語パッケージをインストールする
ここからが本題。
とは言っても、作業はそんなに多くない。
次のコマンドを入力する。
wget -q http://linuxmint-jp.net/linuxmint-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - sudo wget http://linuxmint-jp.net/sources.list.d/linuxmint-ja.list -O /etc/apt/sources.list.d/linuxmint-ja.list sudo apt-get update sudo apt-get dist-upgrade sudo apt-get install mint-gnome-ja
これでぎこちなかったLinux Mintの日本語がしっかりと表現される。
また、Ibus-Mozcもインストールされるため、日本語入力の環境も整う。
次回は、エディタ周りの環境構築を行う。
dynabookをLinuxマシンに
かなり前に実家から持ってきた東芝のdynabookにLinux Mint 13 (maya, LTS版)をインストールする。
ちょうどWindows XPのサポートも切れるし、いい機会かな。今まで埃かぶってて可哀想だったし...
まずは、Linux Mint 13 mayaをインストールするところまで。
Live USBを作成する
今回はLive DVDではなく、Live USBを作成してインストールを行う。
Linux Mint公式サイトからisoファイルをダウンロードする。
UNetbootinをダウンロードし、起動する。
先程ダウンロードしたLinux Mintのディスクイメージを選択して、OKをクリックするとLive USBの作成が始まる。
Live USBからLinux Mintを起動する
PCの電源がオフの状態でUSBを差し、PCを起動する。
このとき、USBを先に読み込むようにしておく。
Linux Mintが起動したら、デスクトップ上にある'インストール'アイコンをダブルクリックしてインストールを開始する。
インストールを行う
Linux Mintをインストールする際に、パーティションを変更する。
ハードディスクが80GBほどしかないので、以下のような設定にした。
パーティションの設定 /boot : 128MB / : 15GB /usr/local : 15GB /home : 残り全部 /swap : 1GB
このとき、ブートローダーのインストール先をHDDに変更することに注意!
USBにブートローダーをインスト―ルしてしまうとUSBがないと起動できなくなってしまう...
地域やキーボードなどの設定は、自分の環境に合わせて設定する。
以上でLinux Mintのインストール完了。
次回以降は、日本語環境の構築を行う。